今回はこの悩みを解決します。
この記事では、ブログの書く上で押さえたいポイントを15個にまとめています。
この記事を書いている人
この記事を読めば、ブログの書き方の基本がしっかりとつかめると思います。
書き方がわかることでブログを書くことを「楽しい」と思っていただけるとうれしいです。
なお、SEOに関連するポイントは初心者には難しい部分を含みます。
見出しに「読み飛ばしOK」と記載していますので、難しそうであれば読み飛ばしてくださいね。
それでは、はじめます。
ブログを書くうえで最も大切なこと
まず最初に、ブログを書くうえで絶対に忘れてはいけないことについてお伝えさせてください。
これはたったひとつです!
読者目線であること
ブログの書き方で一番大切なのは、常に「読者目線」を持って記事を書くことです。
自分の言いたいことを一方的に発信するではなく、「役に立つ・ためになる・面白い」など、常に読者のことを考えてくださいね。
これから紹介していく考え方やテクニックも全て読者目線が前提にあることをわすれないでくださいね。
ブログを書く前のポイント
ブログの書き方のポイントは、ブログを書き始める前に準備段階から始まっています。ここではポイントを6つ紹介します。
ブログを書く前のポイント①書く記事のターゲットを決める
記事のターゲットとなるユーザーを決めることは非常に重要です。
例えばブログ全体の対象が「ブログ初心者」の場合も、記事単位では「最近ブログを始めたけど、記事が最後までうまく書ききれなくて悩んでいる知人の田中さん」などさらに絞ります。
誰か1人に刺さるように意識するようにすることが大切です。
対象を絞れば、結果として同じ悩みを持った多くの人に届けられるようになります。
ブログを書く前のポイント②書く記事で達成する目標を決める
次のポイントは、書く記事の目標を決めることです。そして目標を決めるときに大事になるのも「読者目線」です。
読者目線がないと「自分がおすすめするブログの書き方を紹介したい」といった自分目線の目標を設定してしまいますよね。
「ブログ記事がうまく書けないモヤモヤや消してあげたい!よくわからない不安が無くなった!と喜んでみもらいたい」といったユーザーに期待する反応を設定することが読者目線の目標です。
ブログを書く前のポイント③ニーズをとらえたキーワードを選ぶ(読み飛ばしOK)
次のポイントは、決めたターゲットが検索するキーワードを選んで記事を作ることです。つまり「検索エンジンの最適化(SEO)」です。
実際にユーザーが検索するキーワードのことを「クエリ」と呼び、記事ではクエリを意識することが重要とされています。
ニーズの多いクエリを「対策キーワード」として設定し、そのキーワードで検索するユーザーはどのようなニーズを持っているのかを調査して記事を作っていくようにしましょう。
キーワードの選定方法
無料でも使えるツールとしてGoogleのキーワードプランナー(Google広告登録が必要)やUbersuggestがよく利用されます。
ツールでは「どんなキーワードがGoogleで検索されているか」「そのキーワードがどれくらいの数検索されているか」などを調べることができます。
例えばのブログの書き方について記事を書くのであれば「ブログ 書き方」や「ブログ 書く方法」といったキーワードの検索数を知ることができます。
ユーザーニーズの調べ方
キーワードからユーザーのニーズを調べるには、実際にGoogleで検索してみるのがもっとも早く確実です。
Googleは、どのページがユーザーにとって有益なのかを判断して、検索時のページ順位を決定しているため、ユーザーニーズは検索上位のページを見ることで知ることができます。
また、過去に自分が困っていたことを記事にするのであれば、過去の自分がどんな悩みを持っていたか思い出すことでユーザーニーズを理解できるようになります。
情報をたくさん詰め込むことが正解ではない
記事を作っていると、キーワードに関連する情報をあれもこれもといろいろ書きたくなってしまうことがありますが、正直おすすめできません。
1万文字で幅広く情報が書かれている記事よりも1000文字程度のクエリに対する答えだけが簡潔に書かれているページの方が評価されることもあります。
記事の目標のために必要な情報かどうかで判断するように心がけましょう。
ブログを書く前のポイント④キーワードを含めた記事タイトルを作る (読み飛ばしOK)
選んだキーワードはなんとなく意識するのではなく、しっかりと記事に盛り込むことが大切です。
「ブログの書き方」の記事なのに、タイトルに「ブログの書き方」というキーワードが含まれていなければ、読者はその記事を読んでくれません。
Google検索は万能でも完全ではない
正直Googleは記事を機械的に読み取って内容を理解しています。
ユーザーのニーズを完全に満たした「いい記事」であったとしても、キーワードがタイトルに盛り込まれていない記事を上位表示できるほどの正確ではありません。
タイトルはユーザーが最初に目にする記事内容
タイトルはユーザが最初に目にする記事内容です。キーワードがタイトルに含められているとユーザーは記事内容をわかりやすくなります。
ユーザーのことを考えても検索で上位表示を狙うことを考えても、キーワードはタイトルに含めるべきだと言えます。
ブログを書く前のポイント⑤構成は記事を書く前に決めておく
ブログを書く前に、記事の構成を決めておきましょう。
いきなり書き始めると、伝えたいことがブレてしまったり、本来はその記事には必要無い内容にまで触れてしまったりと、まとまりが悪くなってしまいます。
ブログを書く前に構成を作り込んでおくとその分時間を必要としますが、必要な情報を漏れなく伝えられ、スマートな記事に仕上げられます。
また、記事途中で話題が何を伝えたいのかわからなくなったりします。
文章が苦手な人は構成を作り込んでおくことで記事制作のスピードが速くなるメリットもありますね。
ボクが実践している方法
ボクが記事を作る際に実践しているのは、大枠の構成を作ります。
そして、原稿のさらに元となる文章を書き出して情報を全て洗い出し、そして最後に清書するという手順です。
これで最後の清書は文章を組み立てるだけになり、文章構成などを意識しなくて良くなります。
この方法で書くスピードは通常よりも速くなるため、ワンステップ増やしても書く時間はそんなに差が出ません。
この方法は、上坂徹さんが著書の「10倍速く書ける 超スピード文章術」に詳しく書かれています。書くのに時間のかかると感じてる方は読んでみてはいかが
ブログを書く前のポイント⑥構成は結論→理由の順番がおすすめ
ブログ記事を書くときにおすすめしたいのが、結論を書いたうえでその理由を説明する構成です。そして構成の最後にまとめを入れればいい感じにまとまります。
読者がまず求めているのは結論です。「最後に結論を書かないとユーザーは離脱してしまうのでは?」と思うかもしれません。
しかし、この記事がいいたいことは何か、この記事を読むことで何が得られるのか、結論を最初に伝えるようにしましょう。
読み物やコラムであればこの順番にこだわる必要はありません。
何かを解説するような記事であれば「結論→理由」の順番で書くことをおすすめします。
ブログ本文の書き方のポイント
いよいよ本番、続いてはブログ本文の書き方のポイントを7つ紹介します。
ブログ本文の書き方のポイント①リード文は最後に書き直す
リード文は記事冒頭の文章のことです。
読者がタイトルの次に目にするものでありブログ記事の中で一番重要な文章です。
リード文にはユーザーの求める情報が記事に含まれてるかを判断してもらう役割や、ユーザーとの距離を縮める「アイスブレイク」のような役割があります。
リード文は最初に書くことが多いのですが、ブログ本文を書き終え記事ができてから「読者に対して記事内容が伝わるか」を意識して書き直すことをおすすめします。
ブログ本文の書き方のポイント②簡潔に書く
「無くても同じ内容が伝わるなら書かない」ことを意識して簡潔に書くように心がけましょう。
以下は文章例です。
【変更前】
このブログの書き方の記事を読めば、ブログの書き方に関する基本的な知識を学ぶことができます。
【変更後】
この記事を読めば、ブログの書き方の基本が学べます。
変更後は短くなりましたが同じ内容が伝わるのがわかります。同じ内容なら短い方が良いというのは読者目線でもあります。
ブログ本文の書き方のポイント③難しい表現はできるだけ使わない
あなたにとって当たり前の言葉は、読者にとっては当たり前ではありません。
ブログを書くときには、基本的にはなるべく難しい表現や言葉、専門用語などを使わないように気をつてください。
専門用語を使う場合は、なるべく多くの人が理解できるように簡単な言葉に言い換えたり、知ってほしい大事な用語の場合には細かい説明するなど工夫をしましょう。
ただし、記事のターゲットが知っている人・経験者向けの記事であれば専門用語を使用しないことで回りくどく感じることもあります。
その時は、読者のことを想像して書くように心がけましょう。
ブログ本文の書き方のポイント④見出し・本文にもキーワードを含める (読み飛ばしOK)
ひらがな7割、漢字2割、カタカナ1割(または、ひらがな7割、漢字3割)が黄金比と言われており、Webの記事だけではなく書籍や新聞でもこの割合が意識されています。
ブログを書く前に選んだキーワードは、見出しや本文にも使用することを心がけましょう。
キーワードはその記事の「主語」のような役割を持っているため、文章のあたまの部分で使うように心がけると自然とうまく含めることができます。
見出しはただ文字サイズが変更されるデザイン目的のものではなく、この章ではどんなことを書いているのかを読者と検索エンジンに伝える意味を持っています。
特に見出しにキーワードを入れることはSEOの基本ですが、無理にいれすぎて読者がわかりづらい表現になってしまうと意味がないので、その点には注意が必要です。
やはりここでも大事なのは読者目線です。
ブログ本文の書き方のポイント⑤ひらがな・カタカナ・漢字の割合を工夫する
ブログを書く際には、ひらがな・カタカナ・漢字の割合を工夫しましょう。
ひらがなばかりの文章は読みづらく、カタカナばかりの文章は難しそうに見えてしまう、漢字が続くと日本人は拒否反応を見せると言われています。
読者にストレスなく読んでもらうためにも、ひらがな・カタカナ・漢字の割合を意識してください。
漢字は4文字、多くても5文字以上を連続して使わない、ひらがなだけの文章にしない、カタカナを少し入れてみるなどを意識してみましょう。
ひらがな・カタナカ・漢字の黄金比
ひらがな7割、漢字2割、カタカナ1割(または、ひらがな7割、漢字3割)が黄金比と言われており、Webの記事だけではなく書籍や新聞でもこの割合が意識されています。
ブログ本文の書き方のポイント⑥語尾を「です/ます」調で統一する
記事を読んでいて違和感を感じる場合、原因として多いのが語尾が統一されていないケースです。以下は文章例です。
- 「です・ます」調:この記事は初心者向けですが、中級者も活用できる内容です。
- 「だ・である」調:この記事は初心者向けだが、中級者も活用できる内容である。
- 混同している場合:この記事は初心者向けだが、中級者も活用できる内容です。
混同している場合は違和感を覚えたのではないでしょうか。個人ブログでは特に理由がなければ丁寧な印象になる「です/ます」調で統一することをおすすめします。
ブログ本文の書き方のポイント⑦他にもたくさんある書き方のコツ
今回紹介できていない書き方のコツがまだまだたくさんあります。
以下に思いついたものを一覧で紹介しますので、もしピンと来るものがあればWEBで調べるなどチェックしてみてください。
- 文章の語尾は3回以上連続して同じものを使わない。
- ブログ記事は改行多めが読みやすい。
- 1文40文字、多くても80文字以内に収める。
- 1つの見出しに段落は3つまでにする。
- 箇条書きにできるときは箇条書きを使う。
ブログ本文を書き終えた後にやること
最後は、書き終えた後にやることの紹介をしていきます
書き終えた後にやること①記事をスマホで確認する
記事が書き終わったら、スマホでWordPressにログインしてプレビューで確認してみましょう。
現代において検索ユーザーの多くはスマホで検索閲覧します。
公開前に必ずスマホでみて、見にくい部分がないか確認することが大切ですね。
- 3行以上の文章がないか
- 語尾が連続していないか
- 1ページ内に装飾や背景があるか
- ある程度読み飛ばしてもわかるか
最初から全てを確認することは大変だと思うので、どれを確認するか決めて5回チェックすると効率よくチェックできますよ。
書き終えた後にやること②一晩置いて読み返す
ブログ記事の作成お疲れさまでした。きっと今できる最高の記事が仕上がったことでしょう。
でも、アップするのは明日にしてみてはどうでしょうか。
記事をアップする前に、ブログを書いた記事を読者として読んでみてください。きっと気になる点がたくさん出てくると思います。
気になった点を最後に修正してアップしましょう。
まとめ:ブログ初心者は読者目線とポイントをおさえて読みやすい記事を!
この記事ではブログを書くうえで基本となるポイントを15個にまとめて紹介しました。実際には、今回だけでは紹介しきれないたくさんのポイントがあります。
それでも今回の内容が実践できるころには書く基礎力は十分に身についているはずです。
この記事を読んで「うわー、私全然できていないや」と落ち込むことはありません。最初から良い記事を書くことは誰にもできません。できることからコツコツやっていきましょう!
最後に繰り返しにはなりますが、今回お伝えしたかった最も重要なことは「読者目線」です。今日はこれだけでも覚えて帰ってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
おわります。
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